連載の終り

時代小説にはまり込んで・・

もう図書館にも好みの読み物が無くなり、古いものを発掘してるこの頃です。


そんな中でみつけたのがこの「信太郎人情始末帖」シリーズでした。

ここに詳しいシリーズ歴代のタイトルが載ってますが・・

http://homepage1.nifty.com/kybs/datastk/shintaro.html


なんといっても最初の「おすず」がだんとつしびれた・・


そのあとのを読みたかったけど図書館に借りるというのは何時でも読めるってわけにはいかず、

3作目を先に読んだりして前後したけどはなしの筋はわかる、

時代物の良い所はそういう時があまり進まないってことかな?

若旦那の不始末がもとで許嫁を不幸にさせ、年上の色町育ちの女とのあれこれ・・

登場人物がみんな良い人だけど、そのいい役柄にもどこか昔の古傷を負わせて、

どんな過去か?何がきっかけで・・?

ってな風に期待や思いを先に先にと引っ張る書き方がとっても良い、

むやみに期待を持たせて先延ばしするわけではなく、きちんと意味があるのが凄いなーと、

それが作家の力量だとしても・・やはり感服。


そして最後の「銀河祭りのふたり」でフィナーレとなり、このまま終わるのが惜しいなーと・・

本当に久しぶりにのめり込んだ読み物でした。



もうひとつ・・これは初めて読む作家の作品、

東山彰良さんの「路傍」という作品で・・

「流れ」という作品で直木賞をとり雑誌でもお顔が載ったりしてましたね。


その「流れ」というのは某・月刊誌で最初のさわりを読んでましたが、

すごいスピード感のある書き方で若い人に受けるのでしょうねー、なんか先がとっても怖いことになりそうな内容でした。

この「路傍」という作品もどこか退廃的な厭世観ありありの反抗心満載な・・?

でもオバサンが読んでも痛快なとこもあり・・共感できる個所もたくさんあったなー。


今の日本の若者や大人という人のダメなところをうまく言い表していて・・快感を覚えたが、

やはり受け入れられない個所も多々あり・・映像的なダメージが大きいかな・・?


でも、「流れ」という作品は手に取って読んでみたい。







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