ドラマみたいな・・

ツ、イ、ラ、クツ、イ、ラ、ク
(2003/10/23)
姫野 カオルコ

商品詳細を見る


読み始めはあんまり気が乗らない・・小学校のクラスでの友達同士の駆け引きみたいな、

強いものに巻かれる弱いものの図式が書かれていて、なんか読んでて上の空・・

このまま悪い展開にならなきゃ良いがな~と思いながらそのまま中学に行って、

そこから俄然面白い展開になり、要するに先生と生徒の恋愛になる前の関係が描かれている、

子供ってこんなだっけ??と、自分の学校時代を思い出してもまるで違う・・

何倍も何十倍も進んでる・・と、驚くばかりなのは、やはり田舎だからかなー?


でも、相反するものに惹かれるとか、こんなはずじゃ・・って思う気持ちはわかるなー、

好きだからこそ反発したり無視したりね・・

女子は必ずと言っていいほどグループを作ってたものだが、

男子はといえば女子をからかったりエッチなことを言っては一人で喜んでたりね・・

この作家さんはこういう学校内での出来事をメモしてあったのか?

って思うくらい・・いろんな性格の子が出てきては複雑な感情の揺れを見せる、

言ってることと行動が伴わないし相手によって変わるし・・

好き、嫌いってのがその頃の一番の関心事なのかも。


嫌いなハズなのに出てきた言葉は裏腹に相手を挑発するような・・

ダメだとわかってるのになんとなくずるずる・・

でも、この二人の場合はなんか悲劇を予感するような始まりだった。


結局、学校内で噂になって別れることにした二人が最後にはこんな風に劇的に出会って、

あのころのことを回想するラストシーンはまるでドラマのワンシーンのようで感動的だった。

その出会いの仕方もうまくできてるし、間に入るキューピットみたいな後輩も良くできてる、

まさかまさかの最後でした。

でも・・長くてちょっと途中で中だるみがあったなぁー、

最後まで読んで良かったですわ。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する