辻原登

新聞の書評欄辻原登さんを絶賛してる記事があり、

これまでも何度か読んでた作家さんなのに、そうだったかなーと思い、

改めて借りてくることにしたが・・ファンが多いようで、その棚には借りたい本があまりなかった・・

なので適当にこれとこれ・・って感じに2冊借りてきた。


一冊目はつい最近の発行らしく新刊のコーナーにあった、これ・・


寂しい丘で狩りをする寂しい丘で狩りをする
(2014/03/26)
辻原 登

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良いですね・・一気に読んでしまった、

例によって斜め読みの飛ばし読みなのだが・・なんせ専門的な説明が多くて、

古いフィルムの再生に取り組む女性が主人公なので、その仕事を説明する箇所がやたら長くて・・

言いわけですがね・・

犯人も昔の職業として映写技師をやってたのでその関連性で説明があるのかとも思うけど、

少し長すぎるなーと思ったなー

フィルムに関心のある人にはなくてはならない個所なのかもですが・・。


女探偵が出てくるのですが、この人の背後にも犯罪の影がまとわりついて、

それと主人公の追い詰められた日常が交差してスピード感のある仕上げになってる、

特に後半の犯人と相対するシーンはまさに手に汗を握る緊迫感がありました。

この犯人がまた憎らしい男でいっさいの反省も後悔もなし、自分の正当性をこれでもかと言い張る、

今のストーカーに当てはまるようなおよそ自己中心な男で・・女の敵にこれ以上のはまり役はない。



もう一冊のはこれ・・実はまだ最初の方しか読んでなくて、土曜日までに完読する予定・・


円朝芝居噺 夫婦幽霊円朝芝居噺 夫婦幽霊
(2007/03/21)
辻原 登、菊地 信義 他

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この本の冒頭に円朝の肖像画についての描写があって、実際に見てみたいと検索したらありました。


http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=213779#


なんとなく自分のイメージの中では逆向きのポーズだったのですが、他はほとんど同じ・・

多分、どこかで目にしてるのだろう・・。


円朝さんについては他の作家さんの作品でも読んだことがあり・・

円朝の女円朝の女
(2009/11/12)
松井 今朝子

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記憶に残ってるのが一人息子の朝太郎が放蕩もので勘当されて、

親が偉大すぎて子供がダメになるっていう典型的なお話だった・・。

才能もあったのに・・勿体ないと思ったのを覚えてるが。

辻原さんの本にもそのことは書いてあって・・これから読むのでその辺の描写がどう変わるのか、

そういうのとは別にこの本には専門的な知識がふんだんに使われていて、なかなか簡単には理解できそうもない。

まだ冒頭しか読んでないのにもう腰が引けていては進まないだろうにね・・

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