2冊まとめて感想文っす

鍵のない夢を見る鍵のない夢を見る
(2012/05/16)
辻村 深月

商品詳細を見る



まずは現代が舞台の短編集、

先日、WOWOWでオムニバスドラマとして放送されたそうですが・・見たかしらん?

生憎わたくしは見ておりませんのですが、ドラマは苦手・・原作をしのぐものはないと思うのよ、


どれも読んでいて面白かった、それぞれのストーリーに繋がりはなく、

どれも似てないのが良かった。

最初の話からドッカンと頭を殴られたような強烈な内容で何も解決はしないのにすっきりするのはなんでかな?

泥棒癖の母親のせいで小さいころから引っ越しを繰り返す女の子と偶然社会人になってから出会い、

その思い出を語る形で話が進められていく、

おおらかな時代なのか、ご近所の理解があったのか罪に問われることもなく、

ただ事実として子供の頃に起きた出来事として今は残ってる、

自分が思うほど相手の少女は傷ついた風もなく、名前すら憶えていないようで・・

自分の中の記憶がいかに他人のそれとはかけ離れてることに気づいてしまう。

こういうのって学校の友達グループではよくあることなのかなー。


あとは放火犯の男に惚れられて困ってたのが誤解だった話とか、ストーカーまがいの話や・・

夢を追い続ける男に現実の厳しさを諭す女の真摯な恋心とか・・


最後の「君本家の誘拐」、これがなんとも意外な展開になり・・おぅ!そう来たか!!

ってな感じで大いに堪能しました。

これってわたしも昔、同じような経験があって・・なんとか誤魔化した苦い経験があります。

今思うとなんで素直に言えなかったのか・・怖かったんだねー。




そしてもう一冊は時代物・・あまり知られてない(自分が知らないだけ?)作家さんのですが、

これが映画の原作になるのだそう・・6月公開とあります。

超高速!参勤交代 (らくらく本)超高速!参勤交代 (らくらく本)
(2013/09/27)
土橋 章宏

商品詳細を見る



時代劇によくある?懲らしめのチャンバラ劇とでもいうのか・・

それでも書き方が今までにないような独特のユーモアがあって、しかも歴史にちゃんとのっとって書いてる(当たり前か?)
ようでザッツエンターティメントなタッチでしたね。


映像的には動きがあってスピード感があって無駄な個所が何処にもなくサービス満点な内容です。

いくら時代劇でもそれはあり得ないだろう!!ってのも許せるような?

誰がどの役をやるのか・・殿様と姫様は多分あの人と・・?

6月公開ってことですからまたテレビでも宣伝するのかな?

あんまそういうのはなるべく観たくないのですがね・・。



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する