オール・・オール讀物?

今回の読書感想文は月刊誌「オール讀物」に連載してる作家さんの作品から、気に入ったのを借りてきて読んだものです。



赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖
(2011/11)
山本 兼一

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まず最初は・・先ごろ亡くなった山本兼一さんのシリーズものです。

テレビでよく見てる鑑定団にも出てくる骨董品や美術品の名品などが出てくるので、なんとなく親近感があって軽く読めました。

骨董品の目利きを養うにはかなりの年月がかかると思うけど、ここでは若いご夫婦がいとも簡単に判定してしまうのがなんとも小説っぽくてそこがツボなのかも・・?


こんちき あくじゃれ瓢六こんちき あくじゃれ瓢六
(2005/07/13)
諸田 玲子

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続いてはこれもまたシリーズもの・・牢に入ってた若者が同心の助っ人として働くことを条件に牢から出されて活躍する、

まさに絵にかいたような物語・・若くて色男で女にもてて頭もよく腕っぷしも強いという、

出来過ぎてつまんない・・って思うこともありつつ、推理していく過程が面白いので今少し付き合って行こうかと思ってる。



まんまこと (文春文庫)まんまこと (文春文庫)
(2010/03)
畠中 恵

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そしてこの作家さんの作品はいままで読まずにいて敬遠してたもの・・

何故かと言うと・・、この作家さんの「しゃばけ」シリーズが私にはまるで興味が湧かないことがテーマだから・・かな?


でも最近の「オール讀物」に載ってた別のシリーズものが面白かったので初めてこの作家さんのを借りてきたら、結構面白いってことがわかったわけ・・。


中でも最新作の「オール讀物」に出てた『運命の出会い』は怪しげな疫神さまにもう少しで地獄へと連れて行かれそうになるという・・ぞくぞくするような内容で、今までにない作り方が面白かった。

それでこのシリーズを最初から読んでみようと思ったのでした。




等伯 〈下〉等伯 〈下〉
(2012/09/15)
安部 龍太郎

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そして最後は直木賞をとった作品、これでいちやく有名になった方の作品です。

この作品は「オール讀物」でざっと内容が紹介されていたのを読んだら面白そうだったので、続きが読みたくて借りてきました。

絵描きさんの流派を巡る争いというか・・名前も名誉も要らないと言いながら欲をかいて自滅していくような・・

なんだかどこにも救いがなくてどろどろした醜さだけが残る印象が強くて、もうちょっと主人公の生き方に共感するような書き方はなかったのかなーと思いながら読んでました。


作家さんによって歴史上の人物はどうにでも変わるんだなーと実感した作品です。


歴史小説の面白さはそういう変幻自在なテーマにもあるんでしょうね。






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