不思議なこと

「犬隠しの庭」というタイトルに惹かれて借りてきた本です、

作者は詩人を生業としてる方らしいけど、この方の感性がとても好ましくて・・

時々難しい漢詩なんぞが出てくるけど、それもまた非日常的で面白い。

犬隠しの庭犬隠しの庭
(2002/10)
多田 智満子

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昔、姫路に盲人がいた・・

「人の音声を聴いてその意中を知る」と言われ、ある男の歌声を聴いてその死を予告したほど賢い耳の持ち主だった。

「賀辞には必ず愁声あり。弔辞には必ず歓声あり。」

その人が常々語っていたのが上記の言葉、

おめでとうと言いながらひそかにいまいましがってる人の心とか・・

盤珪禅師の伝記の中に出てくる話だそうです。

他にも虫の話とか・・自然に関する事柄が作者の目に映るまま書き連ねてあり、とても普通じゃないのが良い。

置物かと思い近づいたら本物の犬で、しばらく話をして立ち去ろうとすると哀しげな声で鳴かれた逸話など・・いいなぁ。



中国では虹は龍の一種と考えられ半円の端が地に着いた虹は川の水や海のを飲んでる姿なのだそう、

虹と言うのは虫偏であるのはもしや虫の仲間と数えられてたのか??

ムカデの話も面白い・・


表題の意味だが・・16年飼ってた犬が死んだ・・死に方が普通ではなかったとのこと、

これは私が考えてたのとは違って、奇跡とかそういうことだと思ってたので肩すかしをくらったが、

他の文章もこれにも増して面白かったので良いものを読んだなーと。




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