漫画と侮るなかれ?

アマゾンで6巻と7巻と注文したら6巻の方が入荷遅れで揃わないとのこと、

それならば・・というわけで遠くの本屋まで足を延ばして買いに行った。
    (事前に電話して在庫があるのを確認済み)

アマゾンで購入した人のレビューを読んだらえらい大絶賛だったので早く読みたいと足を延ばしたのだ。


51KXAmXwsnL__AA160_.jpgこれは7巻の表紙。


6巻ではそれ程の感動はなく、あれ??と思いながら7巻に行き、

そこで見事に撃沈でした、なんていいこと言うんだー!!この人は・・ってね、

作家さんの書いたセリフなのにまるでその登場人物の言葉のように生っぽい・・自然なんだなー。

しかも最後に気を持たせる出来事まであって・・なんだこの終わり方は!?

うまいなー、さすが売れっ子作家さんは凄い!!


次の8巻の発売が今から楽しみ!!




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相次ぐ訃報

女性の時代小説家が相次いで亡くなりその作風にもうのめり込むことが出来ないかと思うと本当に惜しい、

勿体ないことと・・運命のいたずらに怒りさえ覚えるが、

作家として残した作品はずっと残るんだしねー、そう思って諦めるしかないです。

杉本章子さんの最新作は私が時々購入する雑誌「オール読物」に連載されてたものでした、


大体のあらすじはこんな感じ、


以下、アマゾンさんより・・

大店からの離縁を機に口入れ屋の女主人へ!
名手が描く江戸の人情模様――。
もつれにもつれた夫との離縁話の原因は、そもそも二人に子供ができないことだった。大店の金物問屋「金長」に望まれて嫁いだおこうだが、夫・富之助はあろうことか浮気相手である別家の娘・おけいとの間に男児まで生す。別嬪だが滅法気の強いおけいは、赤ん坊を連れて家へまで乗り込み、挙句、おこうは婚家を離れる決心をした。
しかし、水菓子問屋の実家に戻ってもおこうに安息は訪れない。兄は裏で年上女房が指図したのか商い拡張のため、亡き父がおこうのためにかつて用意した200両の持参金――離縁によって独り身のおこうの手元に戻った命金を貸せと迫る。貸したら最後、きっとその金は戻らない。揉め事にほとほと嫌気がさした時、思い出されるのは自分を可愛がってくれた元乳母のおとわのことだった。
13歳で別れたおとわの行方を捜そうと父の代の店を支えた番頭を訪ねると、おとわは奉公人の周旋や仲介などをする口入れ屋「三春屋」を開いているという。同時におこうが先代の旦那、つまり自分の父との男女の仲だった過去を聞かされて戸惑うが、正月、おこうはおとわに会いにゆく。十余年ぶりに会うおとわは、病で寝込んでいた。聞くところによると年末にだいぶ血を吐いたのだという。そこでおこうは相談を持ちかけた。
「ねえ、あたしを三春屋で雇ってくださいな。お願いします」
雇い人と奉公人の仲立ちをして話をまとめるのが口入れ屋の稼業、人様と人様の縁を結ぶものだといっても、時にはお妾の周旋をすることもあるこの仕事は、お嬢様育ちにはとても無理だとおとわは断るが、「小さいときから弱虫のくせせいて強情っぱり。言い出したら後へは退かない」のに根負けし、おこう三春屋に落ち着いた。
一年半後おとわは逝くが、おこうは三春屋の女あるじとして、己の美貌を武器にせず女中奉公を希望するお島(「夕すずめ」)、生き別れの息子と再会したおはま(「去年今年」)、妾奉公を希望するお雪(「夜長月の闇」)らの縁を結ぶうちに、自らにも思いがけない縁を受け入れることに……時に温かく、時に冷酷な江戸の人生模様を、名手・杉本章子が切り取った傑作時代小説!


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こんなに詳しく書いたら内容がわかってしまうか??


最初の方のは読んだ記憶がなく、今回改めて発売された単行本で初めて読みましたが、

ますますこの方の作風にしびれてしまった・・。

あー、いいなぁ、この終わり方も決め台詞も決まってる!!


この最後のセリフが良くて何度も読み返してたなー。

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先日は宇江佐真理さんの訃報で驚いてた矢先にこの杉本さんまでも・・と、

お二人とも本当にこれからたくさん書きたいことがあったろうになーと思うばかり、

ご自分が一番悔しいことでしょう。

博識芸人

テレビ朝日系列で放送してる「Qさま」はたまーにしかやらないけど、放送を楽しみにしてる。

その中で注目してるのが京大出身でコント漫才?の芸人、宇治原さんだ、

全能でないところがよくてよく間違えたりするのも面白さのひとつか・・、

そんな宇治原さんの成り立ち、生い立ち?

如何にして京大に入りなぜお笑い芸人になったのかがよくわかる、

読んでてバカバカしくもなるが・・

人生の選択枝にこういうのも有りなんだー、とバカ真面目な自分には理解不能、


以下はアマゾンさんより内容詳細(でもないか・・)


芸人として成功する近道は、相方になる予定の宇治原を京都大学に入れること。
高性能勉強ロボ・ウジハラの京大合格大作戦が始まった!
高学歴コンビ・ロザンの菅が、芸人になるまでを爆笑の連続で描く自伝的小説。



冬来たりなば・・

読書三昧に編み物三昧・・そしてまた熱いコーヒーがんまい!!

お茶うけに栗饅頭なんかあった日にゃ・・何杯でも飲めるよわたしゃ・・はっつあんクマさんの世界ですな。


さて相変わらずの時代劇ブームな中で珍しく手に取ったのがこれ、

加藤元さんの「十号室」です。


物語の概要は以下の通り・・

家族の愛憎と消えた幼児の謎を追う、著者初のミステリアスな世界!

枇杷の木が茂る鉄筋アパートには八世帯が暮らす。
二十数年前に起こった幼児失踪事件に、住人達は誰もが口を閉ざす。
苦しみを抱えひっそりとこの世を去った女は、どんな風に生きてきたのだろうか。
注目の作家が描く、ざわめく新しい世界!


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いやぁなかなか面白かったですよ、初めて知った名前だし作風も知らないのでね、

こういうのがたまにあると読書好きにはたまらないです。


そしてやはり時代物も外せないってことで大御所のこの方、

藤沢周平さんの「風の果て」文庫版上下巻です。

以下はアマゾンよりコピペしました。

首席家老・桑山又左衛門の許に、ある日果し状が届く。恥知る気あらば決闘に応じよ、と。かつて同じ部屋住みで、同門・片貝道場の友であり、今は厄介叔父と呼ばれる市之丞からであった。
策謀と収賄。権力に近づいて腐り果てるのがおぬしの望みか―面罵する市之丞に、又左衛門はどう応えるのか…?運命の非情な饗宴をくまなく描いた、武家小説の傑作。
新装版の文庫解説は直木賞作家・葉室麟氏。



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私の読んだ文庫本はこの上記の写真とは装丁が違い、解説者のお名前も皆川博子さんになってました。

多分この写真の方が新しいのでは・・?


なんかやはり貫録というか王道というか、すべての時代小説はここから始めるって気がして・・

今まであまり名前の知れた作家さんは読まないで来たことを反省しましたわー、


さてね・・とはいってもこれからは雪道のドライブが不可な私なので図書館通いも縁遠くなりそうです。

なんせ小さな田舎町なので除雪費用も削られてるのか、先日のどか雪が残る道を歩くのは大変なんすよー、

でも好きな読書の為に・・がんばるわ~!! 



「風の果て」上下巻

藤沢周平さんの時代物・・1988年に出版された文庫本で読みました。

昭和60年に単行本として出たとのこと・・その頃にはまだ自分は時代小説を知らず、ミステリーばかり読んでたような??

とにかく上下巻あっという間に読み終えてまだ余韻が残ってる、

最後はそれほど鮮やかな幕切れではなくなんとなくしこりが残る様な終わり方だったけど、

それがかえってこのストーリーに重きを増してるような・・余韻の残る終わり方とでもいうのかな?


最近の時代小説はどこか優しいところがあって、みょうに物わかりの良い人たちがでてくるようで、

そんなもんじゃないだろ?!実際の出来事はもっと残酷で厳しかったのでは・・?

なんて素人が思うことなのでどこにも根拠はないのだが・・。

藤沢周平さんという大物に対する先入観があったのか、今までは手が出なかった彼の作品ですが、

それよりも・・以前に読んだ短編の終わり方が気に入らなかったので読まずにきた・・というのが本音かな?


ただやはり作品によってその評価は違ってくるのだろうな、

この本の最後に皆川博子さんの解説文が載っていてそれも含めてこれは良い作品だと思う。


そんなわけでまた彼の本を借りて読もうと思ってる、

でも・・意外と他の作者さんに比べて作品の数が少ないような・・?

多すぎて並びきらないのか?それとも・・??


余談ですが、わが愛する斉藤和義さんのニューアルバムのタイトルが「風の果てまで」なんですが、

ついさっきまでそれに気づかずこのレビューを書こうとして・・ハタと気が付いた!!

なんということか・・大失態ですな、ファン失格・・( 一一)


ま・・それはさておき、斉藤さんのツアーがこの土曜日から始まります、

またしばらくは地方巡りで忙しいんだろうな、

テレビで新曲やインタビューを聞く機会が多かった日々よさようなら~~